タイトルがSEOに重要というのは確からしいです。Googleの担当者も「タイトルを見直せば検索順位の改善に効果がある」と言っています。
ただし、タイトル変更がSEO的にマイナスになるケースもあるので注意が必要です。
頻繁なタイトル変更はSEOにマイナス
いくらタイトル変更がSEOに効果的とはいえ、短期間に何度もタイトルを変更するのはよくありません。「SEOを頑張っているサイト」だと見なされてしまいます。
どのくらいの頻度が「頻繁に」なのか明確な基準はありませんが、たとえば変更後1週間以内にまた変更したり1ヶ月に4回も5回も変更すれば、過剰なSEOだと思われても仕方ありません。
SEO対策以外でそれほど短期間にタイトルを変更する動機はないでしょう。
古いページのタイトル変更
公開後1年以上など長い年月が過ぎてからのタイトル変更は、「SEO目的」だと見なされる可能性があります。長い間ユーザーが閲覧してきたページのタイトルを急に変更する動機がないからです。
もちろん、店名やサービス名の変更でタイトルを変える必要が出てくる場合もありますが、どのように判断されるかは検索エンジン次第です。
古いページについては、できるだけタイトル変更しない方がよいでしょう。
ただし、そのページのアクセスがほとんどなく、伸びしろしかないページはチャレンジする価値はあります。それ以上に検索順位が落ちようがないからです。
逆に10位以内に上位表示されるような古いページで、タイトル変更のリスクを冒す必要はないでしょう。
タイトル変更で落ちた順位はどうなる？
上記のタイトル変更によって「過剰なSEO」だと見なされて検索順位が落ちてしまった場合でも焦る必要はありません。ページの内容がしっかりしていれば一時的なペナルティとして、徐々に順位が戻っていくこともあります。
落ちていく検索順位に焦って何度もタイトルを変更してしまうと、さらに状況が悪化する恐れがあります。練ったタイトルに自信を持って、しばらく様子を見ることが重要です。
ページが再評価されたタイミングで検索順位が上がることも期待できます。