Excelで文字を比較するには比較演算子を使う方法や、EXACT関数を使う方法があります。比較する文字列の大文字と小文字を区別するかどうかで使い分けましょう。
簡単に思う付くのはIF関数と比較演算子を使う方法です。たとえば、「IF(C1=D1,”一致します”,”違います”)」のような式で結果を表示することができます。
ただし、この方法では大文字と小文字が区別されないので注意が必要です。たとえば、「Excel」と「excel」は同じだと見なされます。
この動作で問題がある場合はEXACT関数を使う方法があります。「EXACT(C1,D1)」のように使い、2つの文字列が一致する場合はtrue、一致しない場合はfalseを返します。このとき大文字と小文字が区別されるので、「Excel」と「excel」は別の文字列だと判断されます。
EXACT関数は文字列の比較を行いますが、書式の違いは無視されます。たとえば、太字の「Excel」と太字ではない「Excel」が同じ文字列だと見なされます。