気軽に読めるPHP入門書・PHPスクリプトが動かないときの原因と対策などを紹介します。

  1. PHPエラーの原因と対策
  2. 6 view

if文による値の比較がうまくいかないとき

型の違うデータを比較すると、意図せぬ結果になる場合があります。次の例では、1と1円を比較した結果、「一致」と表示されてしまいます。

<?php
$a = 1;
$b = "1円";

if ($a == $b) {
    echo "一致";
} else {
    echo "一致しません";
}
?>


▼実行結果

これはPHPの型の自動変換によるもので、どちらも数値に変換されて比較されているために、一致すると判断されます。

対策は、型まで比較する演算子「===」を使う方法があります。

<?php
$a = 1;
$b = "1円";

if ($a === $b) {
    echo "一致";
} else {
    echo "一致しません";
}
?>

▼実行結果

PHPエラーの原因と対策の最近記事

  1. PHPの関数や変数の前にあるアットマークの意味は?

  2. 「http:// wrapper is disabled in the server co…

  3. php.iniの場所

  4. 「Warning: array_key_exists()」と表示されるとき

  5. 「Warning: A non-numeric value encountered」と表示…

関連記事

PAGE TOP