「ホームページは自由に作りたい。SEO対策なんて意味がない」と思っている方もいるようです。SEO対策に意味があるのかないのか、意見が分かれる難しい問題ですが、答えはその人の目的によって異なります。
SEO対策は意味がないと思うのも当然
SEO対策は、検索エンジンに好かれるためにページの内容を調整していく行為なので、本当に自分が書きたいことを自由に書くという点では意味がないのかもしれません。
また、検索エンジンが公式に「このような対策をすれば検索順位が上がります」と発表しているわけではないので、一般的に「これで検索順位が上がる」のような噂や都市伝説レベルの対策を実践することが本当に意味があるのか、疑問に思うのも不思議ありません。
半信半疑で実践することにも意味がある
ただし、せっかく作ったホームページを多くの人に見てもらいたいと思うのも当然のことです。企業サイトなどビジネスを展開しているホームページであれば、死活問題としてアクセス数の向上に努めていることでしょう。
ですから、公式発表ではなく「こうすれば検索エンジンに好かれて検索順位が上がるかも」の都市伝説的な位置づけであっても、実践してみることは意味がないとは言えません。
実際、SEO対策に成功してアクセスを増やした方は、必ずしも公式手順として確証を持って実践しているわけではないでしょう。ネットで紹介されている手順を試してみたらPVが増えてホームページからの問い合わせや申し込みが増えた。そんなところが現実的だと思います。
もちろん、実践しても何の効果もない場合もあります。ですから、あくまで都市伝説くらいの軽い気持ちで実践してみるのが無難です。
成約を増やしたいのか好きなページを作りたいのか
ホームページを作る目的によってSEO対策の考え方は違います。好きなページを作りたい、アクセス数は関係ない、そんなスタンスの方は「SEO対策は意味がない」と思って好きな記事を書いて自由に制作すれば大丈夫です。
そうではなく、問い合わせや申し込みを得るために、アクセスを増やしてホームページを発展させたい、そんな方は検索エンジンに好かれるページ作りが求められます。半信半疑で都市伝説だと割り切りながらも、巷で効果があると噂になっているSEO対策を実践してみるのが現実的なサイト運営になるでしょう。