WordPressでよく見る「SEO対策済みテーマ」とは、どういう意味なのでしょうか。
間違っても「検索順位アップ対策済み」ではありません。また、良心的なテーマには「内部SEO対策済み」と書かれています。SEO対策には主にコンテンツを充実させる内部対策と被リンクを充実させる外部対策がありますが、さすがにテーマの力だけで外部対策はできないからです。
SEO内部対策済みテーマの特徴
「SEO内部対策済みテーマ」の特徴はこんな感じです。
Googleが好むHTML構造
見出しはh1からh2、h3と順番に使うなど、Googleが好むHTML構造に準拠しているとSEO的にも効果が期待できます。また、トップページではサイト名、サブページではページ名をh1に設定するなど、SEOの考え方が反映されています。
meta description自動生成
検索結果のスニペットは主にページのmeta descriptionタグから生成されます。SEO内部対策済みテーマでは入力された内容からmeta descriptionを自動生成してくれるのが便利です。
noindex・nofollow設定メニュー
このページを検索結果に出したくない、というのもSEO対策の一環です。そんなときに個別ページを「noindex」「nofollow」にできるようにチェックボックスが設置してある場合があります。
SNS連携（共有ボタン）
SNSとの連携についても検索順位を決めるシグナルになっているという説があります。SEO対策済みのテーマでは個別記事からTwitter、Facebookなどに共有するボタンが設置されているのが定番です。
Googleアナリティクス・Google Search Consoleの設定が簡単
GoogleアナリティクスやGoogle Search Consoleのとの連携もSEOの一環だとすれば、簡単に設定できることが重要です。SEO内部対策済みのテーマでは設定画面でトラッキングIDを入力するだけでGoogleアナリティクスとの連携に必要なタグが出力されるようになるのが一般的です。