PHPスクリプトの入力を間違えると「Parse error」というエラーメッセージが表示されます。エラーメッセージの最後に、行番号が示されますが、必ずしもその行に原因があるとは限りらないので、その行だけを気にしすぎるとエラーの原因が把握できません。たとえば、次の例では、if文の閉じ忘れによって「Parse error:…… on line 14」が表示されますが、実際には7行目が原因です。
<?php $a = "テスト"; $b = "テスト"; if ($a == "テスト") { echo "テストです"; ※if文の閉じ忘れ if ($b == "テスト") { echo "これもテスト"; } else { echo "テストではない"; } ?>
○実行結果
「Parse error: syntax error, unexpected $end in C:\file……test.php on line 14」
定番のエラーメッセージを予習したい方におすすめの本
このようにエラーを修正するには慣れが必要です。実践で経験を積めば自然とエラーに対処するためのカンが身についてくるのですが、定番のエラーパターンを先に予習しておくのも1つの手です。
よくあるトラブルのパターンを予習しておきたい方にはこの本をおすすめします(私が書いた本ですが)。クイズ風にまとめてあります。実際に起きたエラーだと思ってクリアしていきましょう。
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