外部からリンクをもらう(被リンク)ことでページの評価が上がる。その考え方で間違いありませんが、「ただし」が付きます。
権威のあるサイトからの外部リンクの方が効果的
ページランクの低いページからたくさんのリンクをもらうより、ページランクの高いページから1本でもリンクをもらう方が効果があります。
要は、質と量の問題です。
※現在は公開された「ページランク」はないので、あくまでイメージですが。
「権威のあるサイトからリンクをもらうほど効果が大きい」といえます。
ですから、やらせで作った自作自演のサイトから膨大なリンクをもらったとしても、思ったほどの効果が出ないかもしれません。
もちろん、効果ゼロではありませんし、この手法で頑張っている方もいるようですが、手間とメリットの問題です。
人気サイトの外部リンクは「nofollow」なので注意
権威のあるサイトからの外部リンクが効果的、そこでTwitterなどから自分のサイトに向けたリンクツイートをドンドン放り込んでいこうと思った方。
発想は悪くないのですが、SEOという意味での外部リンク効果は期待できません。
というのは、Twitterなどから外部サイトにリンクするaタグには「nofollow」属性が付いているのが一般的だからです。
この「nofollow」属性によって検索エンジンは外部リンクをたどらなくなるので、権威のあるサイトからリンクされていることは認識されません。
残念ですが大量ツイート作戦はSEO的に功を奏しないでしょう。Yahoo知恵袋やカカクコムの掲示板なども同じようにリンクには「nofollow」が付いています。
珍しく例外的なのが「はてな」です。はてなブログなどに設置されたリンクには「nofollow」は付いていないのでSEO効果が期待できます。
要は、SEO効果を期待して外部リンクを設置するなら「nofollow」が付いていないかチェックが必要です。
そもそも、自作自演の外部リンクって大丈夫?
そもそも外部リンクを自作自演することにGoogleは寛容とは言えません。役立つサイトを偽装していることになるので、ペナルティになるかどうかは別にして、良い評価を得られるわけがありません。
その捜査網から逃れたい方は自作自演の外部リンクをチェックするロジックが気になるかと思いますが、詳しいことはさておき、急激に外部リンクが増えると「ん?おかしい?」と疑われる可能性はあります。
また、都市伝説かもしれませんが同じIPアドレスの異なるサイトから外部リンクをもらったり、アンカーテキストが全く同じだったりすると自作自演だと見なされるかもしれません。注意しましょう。
外部リンクは自然が一番です。
自作自演するなら内部リンクです。内部リンクについては、当たり前ですが自作自演しようが、本数が多かろうが、問題は起きないそうです。
しかも、リンクされたページの評価が上がるという意味では外部リンクと同じなので、自作自演の外部リンクを頑張るなら、代わりに内部リンクで重要なページの評価を高めることを検討しましょう。