file関数は、「file($file_name)」と記述するだけでテキストファイルの全行を配列に取得できる便利な関数です。
ただし、上記の記述では、ファイルの各行の最後に含まれる改行や、ファイルの終端に間違って入れてしまった改行(空行)も含めて取り込んでしまうので、後続の文字列処理がうまくいかない場合があります。
そこで、file関数でテキストファイルを読みるときは、2番目のパラメータに次のオプションを指定すると便利です。
○file関数のオプション(2番目のパラメータ)
FILE_SKIP_EMPTY_LINES — 空行を読み取らない
FILE_IGNORE_NEW_LINES — 改行文字を無視する
2つのオプションを同時に指定して、改行と空行(改行のみの行)を読み取らずにテキストファイルを配列に格納するコードは次のようになります。
<?php $data = file("test.txt", FILE_IGNORE_NEW_LINES | FILE_SKIP_EMPTY_LINES); ?>