PHPでメール送信に使うmb_send_mail関数で、エラーメールの宛先になる「Return-Path」を設定したいこともあります。
mb_send_mail関数では4番目のパラメータで追加ヘッダーを記述できます。送信元のFromヘッダーなどに利用されているのでご存じかもしれませんが、同じようにReturn-Pathを設定してもうまくいかない場合があります。
その場合、5番目のパラメータで -fオプションを使ってReturn-Pathを設定すればうまくいきます。以下は記述例です。
<?php /* メール送信サンプル(Return-Path付) */ mb_send_mail( "test@example.com", // 送信先 "テスト", // タイトル "メール送信のテストです。", // 本文 "From:sender@example.com", // 送信元 "-f return@example.com" // Return-Path ); ?>
送信先の「test@example.com」が存在しなかったりしてメールが送信できなかった場合、 -fオプションで指定したReturn-Pathの「return@example.com」にエラーメールが届きます。
mb_send_mail関数について詳しくは、以下のページをご覧ください。
[manual func=”mb_send_mail” one=”true”]
【参考にしたサイト】
mb_send_mailでReturn-Pathを設定してメール送信
mb_send_mail()するならReturn-Pathを第5引数に