WordPress設置先とWebサイトを異なるアドレスにしたいときなどに、「設定」‐「一般」メニューの「WordPressのアドレス(URL)」を間違って修正してしまった場合、WordPressのダッシュボードにアクセスできなくなってしまいます。
その場合の応急処置として、wp-config.phpに次の1行を追加する方法があります。
define('WP_SITEURL', 'https://php1st.com/wp');
※「https://php1st.com/wp」は、自分がWordPressを設置したはずだと思うURLを指定してください。この設定により、元のダッシュボードにアクセスできるようになります。
※データベースを直接操作できる方は、WordPressをインストールしたデータベースのwp_optionsテーブルから、option_name列が「siteurl」の行のoption_value列を直接変更する方法があります。
phpMyAdminなどでテーブルを開いてみれば、間違って入力したURLがoption_value列に入っていることを確認できるはずです。
レンタルサーバーによってはphpMyAdminがすぐに使えるので、簡単に修正する環境は整っていると思いますが、修正を間違えるとWordPressが動かなくなる場合があるので、十分に注意してください。
WordPress HTTPSプラグインが原因でダッシュボードにアクセスできなくなっている場合があります。詳しくは、以下のページをご覧ください。
サイトアドレスの変更後にダッシュボードにアクセスできなくなったとき
PHPを少しだけ理解したい方におすすめの本
この記事のトラブルのように、WordPressでPHPスクリプトの編集が必要になる場面は突然やってきます。とはいえPHPの専門家になる必要はないのでPHPを「少しだけ」理解したい方にはこの本をおすすめします(私が書いた本ですが)。やさしく書いてあるので少しだけPHPを理解したい方にもおすすめです。
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